自分の身の回りで起こる突然の不幸。急遽お通夜に参列することがあるかもしれません。
そんなとき、髭を生やしたまま参列することはマナー違反となってしまうのでしょうか?
今回の記事では、男性が気をつけるべきお通夜での身だしなみについて解説していきます。
最後まで読んで、いざというときにご遺族や参列者の方々に失礼のないようなマナーを身に着けましょう。
記事の内容
- お通夜に参列するときのヒゲはアリかナシか
- お通夜で喪主を務める際はヒゲを剃るべきなのか
- お通夜における男性の髪型のマナーとは
お通夜に参列する際、髭はアウト?
お通夜に参列する際、ヒゲは身だしなみとしてNGなのでしょうか?
結論から言うと、無精髭の場合はアウトだが整えていたりトレードマークになっていたりする場合は問題なしとなります。
わかりやすいようにまとめた一覧がこちらです。
お通夜に参列する際のヒゲのマナー
- お通夜での無精髭は身だしなみとしてアウト
- お通夜に参列する際に綺麗に整えていればOK
- 髭がトレードマークになっている場合も問題なし
マナーとはつまり、相手への気遣いのこと。上記の内容は境界線が曖昧だと思われるかもしれませんが、「相手に不快感を与えてしまわないかどうか」を基準に考えるとわかりやすくなりますよ。
それでは、それぞれの項目について詳しく解説していきますね。
お通夜での無精髭は身だしなみとしてアウト
お通夜に無精髭で参列するのは、身だしなみとして良くないとされています。理由としては、清潔感がないから。
放心状態になってしまって何も手につかなくなってしまう気持ちはとてもわかります。
しかし、亡くなってしまった方やご遺族にお悔やみの気持ちを表明する意味でも、伸ばしっぱなしの無精髭で参列しないようにしましょう。
マナー違反になるかどうかは、周りの捉え方次第です。どう思われるかわからない微妙な状態で参列するくらいなら、いっそのこと事前にひげ脱毛をしておく方が良いですね。
お通夜に参列する際に綺麗に整えていればOK
無精髭はNGとされていますが、お通夜に参列する際の身だしなみとしてヒゲが生えていても問題ないとされるケースもあります。
そのひとつは、ヒゲを綺麗に整えている場合。形や長さが揃えられていて見た目に不快感がなければ、ヒゲが生えていても参列できるとされています。
好きでヒゲを生やしている人や仕事の関係でどうしても剃れないという人もいるでしょう。そんな中、一回のお通夜のためにヒゲをすべて剃らなければならないというのはかなりの覚悟が必要です。
剃りたくない、または剃れない理由があるという人は、事前にヒゲの形や長さを整えてから参列するようにしましょう。
髭がトレードマークになっている場合も問題なし
サンタクロースのようなヒゲをした高齢者の方など、普段からヒゲがある状態で認知されている場合は問題ありません。
周囲の人から見ても違和感がなくその人の特徴のひとつなっているため、むしろヒゲをすべて剃って参列する方が目立ってしまう可能性があります。
結婚式でも同じですが、フォーマルな場では主役ではない参列者が目立つべきではないですよね。周りの人も「気になるけど状況的にツッコめない」など変な気を遣わせてしまう可能性もあります。
その人のトレードマークになるくらいヒゲを伸ばしている状況であれば、手入れも普段からきちんとされているはず。そうであれば清潔感のあるヒゲとなるので、お通夜に参列しても問題ないとされています。
喪主を務める際は髭を剃るべき?
お通夜で男性が喪主を務める際、基本的にはやはりヒゲを剃る方が良いですね。
お通夜には喪主が普段接している人以外にも様々な人が来るでしょう。喪主と初めて会う人からすると「ヒゲを剃らないマナーの悪い喪主だ」と思われてしまう可能性があります。
形や長さを整えていたりトレードマークになっていたりする場合は問題ないケースもありますが、基本的にはすべて剃っておいた方が無難ではあるでしょう。
いざという時に困らないよう、マスク生活が当たり前になっている今のうちにヒゲ脱毛を済ませておくのが賢い選択です。
お通夜での身だしなみ【男性の髪型マナー】
お通夜の身だしなみで気にすべきところは、ヒゲだけではありません。髪型についても事前に整えてから参列すべきでしょう。
女性の髪型については髪をまとめておくなどのマナーはありますが、お通夜に男性が参列する際の髪型に関してはあまり聞く機会がないかと思います。
わかりやすいように一覧にまとめたのが以下のものとなります。
お通夜に参列する際の髪型のマナー
- 基本的には暗めの色が良い
- 耳を出した短めの髪型が良い
- 髪が長い場合は黒いヘアゴムなどでまとめよう
そこで、お通夜に参列する際に男性が気をつけておくべき髪型について詳しく解説していきますね。
お通夜に参列するときの髪色は何色がいい?
男性がお通夜に参列する際、まずはじめに気になるのが髪色ですね。「絶対に黒」とまではいきませんが、基本的には暗めの色が推奨されています。
理由は結婚式と同じで、フォーマルな場での主役は参列者ではないからですね。参列者はあまり目立つべきではないため、暗めの色が良いとされています。
もともとの地毛が明るい色の場合などは、無理に染める必要はありません。
しかし、あえて派手に染めている場合などは短期間だけ染めることのできるスプレーなどで暗めの色に染めておいた方が無難です。
お通夜でマナー違反とならない男性の髪型とは
お通夜での身だしなみのひとつとして、髪型も気をつけるべきポイントとなります。男性の場合、短めの髪で耳が出ていると爽やかな印象を与えられて良いですね。
ワックスやスプレーを使う際は、テカテカにならないようにしたりキツい匂いがしないよう無香料のものを使ったりといった配慮も必要です。
髪が長かったりボサボサだったりといったような髪型の場合、清潔感がないと捉えられてしまう可能性があります。不快な印象を与えないよう、普段から注意するのが大切ですね。
お通夜に限らず、様々な人が集まるフォーマルな場では周囲への気遣いを忘れないようにしましょう。
髪が長いときの身だしなみマナーって?
お通夜や葬儀などに参列する際、髪が長い場合は、黒いヘアゴムを使ってなるべく耳より下の位置で髪をまとめるのがマナーです。
黒いヘアゴムがない場合は、黒いヘアピンで髪を留めるのも良いでしょう。
また、前髪が目にかかってしまうのも清潔感のなさに繋がってしまうためあまり良くありません。
目にかからないよう短めに切っておいたり横に流したりなどといった対策をしておきましょう。
【まとめ】お通夜で気になる身だしなみ
今回の記事では、お通夜に参列する際の男性の身だしなみについて解説していきました。
男性のヒゲと髪型について、改めてまとめさせていただきます。
お通夜に参列する際のヒゲのマナー
- お通夜での無精髭は身だしなみとしてアウト
- お通夜に参列する際に綺麗に整えていればOK
- 髭がトレードマークになっている場合も問題なし
お通夜に参列する際の髪型のマナー
- 基本的には暗めの色が良い
- 耳を出した短めの髪型が良い
- 髪が長い場合は黒いヘアゴムなどでまとめよう
お通夜に参列する機会は、急にやってきます。今後いつかそんな場面に遭遇したときに困らないよう、今のうちから清潔感のある顔や髪型にしておくのが大切ですね。
ヒゲに関しては、最近はマスク生活が基本となっていることもあって今のうちにヒゲ脱毛をしておこうという人が増えています。
薄くしたり完全に脱毛したりするには半年から1年などの長い期間が必要なため、今のうちからヒゲ脱毛をしておかないともしもの際に間に合わないかもしれません。
無料カウンセリングできるメンズ向け脱毛サロンも増えているので、まずは無料相談から始めてみましょう。